三井住友銀行カードローンのメリット|お金を借りるまでの流れは?

 

三井住友銀行カードローンの特色


三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行が提供しているカードローンで、最高で800万円まで借り入れ可能な高額融資タイプのカードローンです。

金利は年利で4.0パーセントから14.5パーセントと、消費者金融系カードローンよりも安く、しかも、審査にかかる時間は最短で30分と非常にスピーディです。

カードローンを使っての借入や返済の際には、わざわざ三井住友銀行の店舗に行かなくとも、三井住友銀行ATMのほか、所定のコンビニATMでも処理が可能です。特に、提携ATMでの利用であれば、ATM利用手数料、時間外手数料が無料ですので、何度でも気軽に利用ができます。

また、三井住友銀行に口座をもっていなくても利用できるようになっていますが、口座を持っていると更に利用が便利になるメリットがあります。インターネットバンキングであるSMBCダイレクトを利用できますので、パソコンなどで申し込むだけですぐにカードローンの審査が始まり、最短で30分で審査が終了してカードローン利用ができるようになるのです。

しかも、ローンの利用の際には普通預金キャッシュカードからでも、ローン専用カードからでも可能ですので、カードを増やすことなく利用をする事もできます。

それに加えて、SMBCポイントパック契約口座を持っている場合には、特定のATMの利用手数料が月当たり4回まで無料になるという特典もありますので、三井住友銀行に口座のある方は、まず三井住友銀行でのカードローンの利用を考えてみてはいかがでしょうか。

利用までの流れ


銀行系のローンというと、審査が厳しいという感じがあります。もっとピンポイントで難点を挙げるなら、銀行系の融資の審査には時間がかかるものが多く、たいていは数日から長いと数週間かかるというのが相場でした。

しかし、三井住友銀行カードローンは非常に素早い審査を実現しているだけでなく、ローン申し込み手続きそのものもとても簡略化していますので、利用する法としてもお手軽に申し込めるカードローンとなっています。

まずは、カードローンの申し込みをするのですが、これが非来店型から、来店型まで全部で7種類の申し込み方法が可能です。申し込みが完了すると、すぐに審査が行われます。

この審査にかかる時間は最短で30分ですので、基本的に審査結果を受け取ることができるのは、即日が可能です。申し込みをした時間帯が遅かったなど、場合によっては日をまたぐことはありますが、数日、ましてや数週間かかるという事は全くありません。ちなみに、審査結果は、申し込みの際に記入した電話番号か、メールアドレスに連絡が届きます。

その後に、郵送にて契約書類と本人確認書類とを返送するか、ローン契約機(ACM)で本人確認書類をアップロードすると、ローン専用カードを受け取ることができます。

郵送で書類を送った場合は、各種登録手続き終了後に、ローン契約機で手続きをした場合は、その場でローンカードが発行されますので、以降は、三井住友銀行ATMはもちろん、その他の提携ATMからカードローンを利用することができます。

申込の方法


三井住友銀行カードローンの申し込み方法は、申し込む方の都合やお好みにあわせて7種類の申し込み方法から選ぶことができます。

パソコンを使ってインターネットから申し込むこともできますし、同じくネットであるなら、モバイル(携帯電話やスマートフォン)からも申し込み可能です。

また、こうした申し込みをする際に、ネットでは抵抗のある方のために、電話か、郵送での申し込みもできるようになっています。もちろん、三井住友銀行の店舗に直接来店して、窓口やローン契約機(ACM)での申し込みもできますので、ご自身に合った方法をとることができます。

更に、既に三井住友銀行に口座を持っていて、SMBCダイレクトを利用できる方であれば、そちらからの申し込みが一番お手軽です。

どの方法を使った場合も、申込フォーム等に必要事項を記入して、審査の連絡を待つだけという非常にシンプルな手段で済みます。ただし、どの場合も本人確認用の書類は必須ですし、借入の申込金額によっては収入を証明できる資料も必要になりますので、あらかじめ用意しておくことをおすすめします。

本人確認用書類は、運転免許証、健康保険証、住民基本台帳カード(顔写真付き)、パスポート等の氏名、住所、生年月日、および顔を確認できるものであれば大丈夫です。

また、収入が確認できるものとしては、一番最近の源泉徴収票や、確定申告書などがあります。どちらもなければ、直近数か月分の給与明細でも証明になる場合がありますから、不安があれば窓口などで問い合わせてみてください。

借入方法


三井住友銀行カードローンの借入方法は、ATMからの借入が主な方法となります。カードローン専用カードを、三井住友銀行のATMおよび提携ATMに入れると、カードローン専用口座にすぐにつながり、借入を受けることができます。

また、これは既に三井住友銀行に口座を持っている方限定になりますが、キャッシュカードでもATMで同じように借入をすることができます。

ただし、キャッシュカードでの借入はカードローン専用カードよりも使えるATMが限られていますので、どこでもいつでもというわけにはいかないのがちょっとした難点です。

また、同じく既に口座を持っている方限定ですが、インターネットバンキングやモバイルバンキング、テレホンバンキングといったSMBCダイレクトを利用した借入ができます。このときの出金口座は、振込・振替時の口座になります。

もう一つ、口座を持っている方で、なおかつカードローン利用の方の場合ですと、バックアップという自動融資のサービスを申し込むことができます。

これは、簡単にいうと、使っている口座から引き落としがされるとき、万が一口座の残高に不足があっても、補てんする形で融資をしてくれるので、口座引き落としの不払いがなくなるというものです。

カードローン自体の返済や、約定返済日当日の日中に発生する口座振替、あるいは積立定期への自動振り替えなど、パックアップの対象外となる引き落としもありますが、申し込んでおけば公共料金の不払いなどは防げるありがたいサービスです。

返済方法


三井住友銀行カードローンの返済手段は3種類あります。ATMでの返済、振込での返済、口座振替での返済です。

ATMでの返済では、カードローン専用カードを使うとスマートにカードローン専用口座につながるため、もっともお手軽です。この時、三井住友銀行のキャッシュカードでも返済は可能ですが、借入と同じく対応できるATMにいくつか制限があります。

また、このカードローン専用口座には、他の銀行からの振込も受け付けていますので、手数料はかかりますが振込で支払うことも可能です。
もう一つ、口座振替を指定しておくと、万が一約定返済日を過ぎてしまっても、三井住友銀行の口座から自動引き落としになりますので、支払い忘れを防ぐためにも、口座振替での返済を申し込んでおくと安心です。

なお、三井住友銀行カードローンでは、返済日の設定に4種類の約定返済日を設けています。毎月5日、15日、25日、末日のいずれかを指定して、一ヶ月の返済の区切りとするもので、その日までに約定返済金額以上の返済を行うというものです。

約定返済金額は、例えば借入残高が50万円までなら1万円、50万円以上100万円以下なら1万5千円といった感じで、借入残高の幅ごとに決まっています。

正確な借入残高ごとの約定返済金額は、三井住友銀行カードローンのホームページを参照して頂いたほうが良いのですが、要するに、最低それだけの返済を行えば、あとはいくら返済してもよく、余裕のある時にはまとめて繰り上げ返済をするなど、割と自由に返済方法が決められる仕組みになっています。

ATM


ATMでの利用が主眼に置かれた三井住友銀行カードローンは、借入も返済もATMで行うのがスマートなやり方になっています。

どちらも、カードローン専用カード、またはキャッシュカードでからできるようになっていますが、特にカードローン専用カードを利用すると、すぐにカードローン専用口座にアクセスできる点がメリットです。

三井住友銀行カードローンで利用できるATMは、三井住友銀行のATMに加えて、アットバンク(@BΛNK)ATM、ゆうちょATM、セブン銀行ATMといった他の銀行ATMと、イーネットATM、ローソンATMといったいわゆるコンビニATMで利用可能です。

なお、キャッシュカードでの借入の場合は、このうち、ゆうちょATMの利用ができないほか、一部地域のATM、CD(キャッシュディスペンサー)機ではカードローン自体の取り扱いができない場合がありますのでご注意ください。

ご自宅の近くに、どんな店舗やATMが有るかわからない、という方のために店舗・ATM検索が用意されています。カードローンのページの右端にある、ローン契約機、ATM案内のリンクからたどっていくと、カードローン契約機、三井住友銀行ATM、そしてその他のコンビニ、ゆうちょなどのATMサービスを検索できるページに飛ぶことができます。

それぞれの検索ページでは、地域や住所地などをはじめ、最寄り駅の駅名や、目印となる施設名などでも検索が可能ですので、どこそこの近くにある店舗かATM、というような探し方でも十分に最寄りの店舗かATMを見つけることが可能です。

インターネットバンキング


三井住友銀行では、インターネットを使ったオンラインでの利用サービスを展開しています。

それが三井住友銀行インターネットバンキング(SMBCダイレクト)です。三井住友銀行普通預金口座がある方なら誰でも利用可能で、申し込み手続きには1週間ほど時間がかかりますが、利用登録後には、カードローンなどのローン利用の申し込みもこのインターネットバンキングで行うことができます。

インターネットバンキングでは、基本的に平日、土曜日、日曜日、祝日に関わらず、24時間いつでも各種手続きが可能な点が大きな利点です。

例外として、毎週日曜日の21時から翌朝7時まではメンテナンスのため利用ができない時間帯となりますが、それを除けば文字通りいつでも利用可能です。

例えば、明細照会をしたい場合でも、通常ですと銀行かATMへ行って記帳をする必要がありますが、インターネットバンキングでは、ネットにつながったパソコンさえあればすぐに閲覧可能です。

同じく、そこから振り込みをしようとした場合、これもATMなどで操作する必要がありましたが、インターネットバンキングでは自宅のパソコンでもできてしまうのです。

振込だけでなく、定期預金や積立など、新たな口座開設をともなう手続きも、インターネットバンキングでは手軽に済ませてしまうことができます。

通常なら、通帳や印鑑などをもって銀行窓口でやらなければならない手続きが、サイト上のいくつかのページでクリックと入力をするだけでできてしまうのは、大きな魅力です。

自宅で利用する


三井住友銀行カードローンは、三井住友銀行に口座がなくとも利用はできるのですが、より便利にカードローンを利用するためには、やはり三井住友銀行普通預金口座を作ってからカードローンを利用することをお勧めします。

それというのも、三井住友銀行が提供するインターネットバンキング(SMBCダイレクト)を使ってこそ本当に便利なローン商品と言えるからです。

たとえば、三井住友銀行に口座を持っていれば、自動融資(バックアップ)の利用もできますので、カードローンの機能を目いっぱい使うことができます。

カードローンの最初の申し込みの時も、インターネットバンキングですぐに申し込めて、最短で30分後には審査結果が分かるようになっていますし、借入も同じくパソコンかモバイル機器(携帯電話やスマートフォン)ですぐにできるようになります。

これは返済の時も同じで、たとえメインの口座が他の銀行にあったとしても、その銀行のインターネットバンキング利用をしていれば、あっという間に振り込みが完了し、手間をぐっと圧縮できるのです。

また、多くの方はほとんどの公共料金などの支払いを自動引き落としにされていると思いますが、この自動引き落としは口座の残高が不足していると行われないのが普通です。

思わぬ出費で口座残高が不足して、しかも公共料金の不払いが発生すると、追徴金などを取られたりといろいろと悔しい結果になりかねませんが、三井住友銀行の口座であれば、カードローンの機能として、不足分を自動的に補てんしてくれるので、そうした払い漏れがなくなるのです。

プロミスとの関係


かつてプロミスという会社がありました。つい最近までテレビコマーシャルなどで盛んに名前を宣伝していましたので、覚えている方もいるとは思いますが、そのプロミスは2012年に社名を変更して、現在は「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」となっています。

もともとは何をしていたかというと、消費者金融としていわゆるカードローンの取り扱いをしていたのですが、社名を変更後もサービスブランド名を「プロミス」として営業を続けていますので、街中を探せばプロミスの名前を見つけることができると思います。

勘のいい方ならもうお気づきでしょうが、社名に「SMBC」がついている事から分かる通り、この会社は三井住友銀行と同じく、三井住友フィナンシャルグループの関連会社となっています。もともとは全く別の会社だったのですが、株式の公開買い付けにより子会社化したのが現在の姿です。

当然このSMBCコンシューマーファイナンス自体も独立してローン商品を展開していますが、三井住友銀行がカードローンを発行できるようになったのは、このプロミスともう一社との業務提携によるところが大きいという点があります。

つまり、プロミス側がカードローン契約を行うにあたって、保証の取り方をはじめとする無担保ローンのノウハウを提供し、三井住友銀行側は、大きな資本力と、社会的信用を基盤とした商圏を開拓することによって、それまでのカードローンよりも限度額が大きく、しかも、金利は低く抑えたカードローンを提供できるようになったのです。

カードローン以外のローン商品


三井住友銀行では、カードローンの他にも、5つの目的ローンを用意しており、用途別に使い分けることができます。そもそもカードローンは手軽に利用できる代わりに、金利をやや高めに設定しているため、特に長期にわたる利用には不向きです。

ですから、同じ金額を借りるのであれば、より条件の良い=金利面で有利なローンを選ぶようにしましょう。

まず、カードローンとよく似ているローンにフリーローンがあります。カードローンとの違いは、追加融資は別の契約になることと、有担保型の契約も選べるという点です。特に有担保型ですと最大1億円の融資が受けられますので、大きな買い物を考えているのなら、考えておきたいローン商品です。

もちろん、大きな買い物の代表格である住宅ローンもあります。新規に住宅ローンを組む場合でも、他の住宅ローンからの借り換えも可能なローンですので、金利などの条件をよく比べて乗り換えてもよいでしょう。

もうひとつ、不動産関連のローンでは、アパートローンがあります。これは、賃貸用住宅の新築、改築などに必要な費用を融資するものです。

住宅よりはかなり金額は下がりますが、それでも大きな買い物の範疇に車の購入があります。そうした車にかかる費用全般をカバーするマイカーローンもあります。

また、家族、特にお子さんにかかる費用も家計の中では大きな割合を占めていると思いますが、養育費、教育費を支援する教育ローンも用意されています。そのほかにも、変わったところでは、開業医ローンという目的ローンもありますので、まずはお金の使い道をきちんと把握した上で、より有利な選択をしたいものです。